2011年1月7日金曜日

たばこ店、廃業が3倍 コンビニ競合、後継ぎ…10月の値上げ追い打ち


煙草の大幅値上げで いろんな影響が・・・
コンビニや大手は良いが、個人でこれまでがんばってきた町の煙草屋さんが大打撃!

増税に伴うたばこ価格の大幅値上げでたばこ小売店の廃業が急増し、近畿2府4県の10月の廃業数が、前年同月比で約3倍となったことが6日、近畿財務局への取材で分かった。特に「街のたばこ屋」の廃業が多いといい、禁煙ブームやコンビニエンスストアなどとの競合による売り上げ減少に、大幅値上げが追い打ちをかけたとみられる。
近畿財務局によると、今年3月末現在、2府4県のたばこ小売販売店数は4万4642店。近年は減少傾向となっているが、大幅値上げが近づいた8月以降は、廃業数が前年同月を上回る状態が続いており、値上げ直後の10月は326店と前年同月(111店)の2.9倍となった。
月別の廃業数をみても、7月は144店(前年同月171店)だったが、8月は282店(同142店)に急増。さらに、値上げ直前の駆け込み特需となった9月は、10月より多い378店(同160店)に達した。11月も189店(同149店)とハイペースの状態が続いている。
たばこ店の廃業手続きは、日本たばこ産業(JT)を通じて各地域を管轄する財務局に届ける仕組みで、届け出の際には廃業理由も記入する。近畿財務局理財部の担当者は「個人商店の廃業は確かに多い」とする一方、廃業の理由については「『値上げ』とするケースも確かにあるが、高齢や病気などさまざまな事情がある」としている。
大阪市中央区のオフィス街で50年以上もたばこ店を経営し、11月に廃業届を出した女性(80)は「たばこを販売するコンビニが近所に増え、売り上げがかなり落ち込んだ。この商売には愛着があって悩んだが、大幅値上げもあったので廃業することにした」と寂しそうに話した。
2府4県の個人商店の多くが加盟する「関西たばこ商業協同組合連合会」の長田仁専務理事は「廃業増加の原因が値上げだけと単純には言い切れない。小さなたばこ店は経営者の高齢化が進んで後継ぎもなく、コンビニやスーパーとの競争も激しいなどかなり厳しい状況だ」と声を落とした。
■10月のたばこ値上げ 政府が平成21年末、22年度税制改正大綱を閣議決定し、22年10月1日から、たばこ税が1本あたり3.5円上がることが決まった。増税分は1箱(20本入り)あたり70円だが、日本たばこ産業(JT)では販売の減収見込み分を上乗せし、大半の価格を110~140円値上げした。

増税が吉となるかは・・・ 別にして!  日本に取って景気回復対策は必須である。

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